双日がオーストラリア産の希少なレアアース(希土類)を初輸入、希少性の高い“重希土類”を中国以外の国から輸入するのは日本で初めてのことであるという記事を読みました。
そもそもレアアースの定義が分からなかったので調べてみると、“スカンジウム、イットリウム、ランタノイド15元素の合計17種類の元素の総称”であり、その中でも重希土類は“原子番号が大きく比較的希少で供給が不安定な元素群”、具体的には“スカンジウム、イットリウムおよび、ランタノイド類の中でガドリニウム以上の原子量をもつ元素”が重希土類に分類されるそうです。
高校の化学でこんなのやったっけ、全然覚えていません。
現在世界のレアアース生産量の7割は中国が占め、重希土に限ると中国がほぼ100%になるそうで、中国に偏っているレアアースの調達を別の国にも振り分けることで、日本の経済安全保障に繋がってくるとのことでした。
レアアース、名前はなんとなく聞いたことあるけど良く分からなかったのでスルーしていた分野でしたが、半導体などと同じく、先端技術を支える重要な材料だと思い、書いてみました。
化学、もう一回学び直したい気持ちです。
参照 : 日本経済新聞 2025年10月31日 19面
注記 : この記事のアイキャッチ画像は、AI(ChatGPT/DALL·E)により生成されています。