スウェーデン王立科学アカデミーが「量子トンネル効果」と呼ぶ量子コンピューターに用いる基礎技術の研究に貢献したクラーク氏、デボレ氏、マルティニス氏に対し、2025年のノーベル物理学賞を受賞すると発表した、というニュースを読みました。
量子力学では「量子トンネル効果」と呼ぶ作用によって粒子が壁を通過することが知られていて、3氏はこれを手の中に収まるほどのシステムでの実験で実証したそうです。
ここまで記事の内容を書いていてもよく意味が分かりませんが、この発見を応用することによって、既存のコンピューターを凌ぐ計算性能を実現し、電気自動車に搭載するバッテリーなどの素材開発や金融、AIにも革新をもたらすことが期待されているとのことでした。
全然詳しくないけれど、高校のときに物理や化学で学んだ原子や電子などの粒子についての話が書いてあり、興味深かったです。
参照 : 日本経済新聞 2025年10月8日 2面